残業代の計算方法 - FLSA、割増率、州別ルール

FLSAに基づく残業代の計算、1.5倍賃金、ダブルタイム、州別ルール、対象者の考え方を解説します。

残業代の基本

米国のFLSAでは、多くの非免除従業員に対して、週40時間を超えた労働に通常賃金の1.5倍を支払うルールがあります。なお、FLSA上の「regular rate(通常賃金)」は週の総支払額を実労働時間で割ったもので、裁量的でない賞与やシフト手当、歩合給も乗算前に含める必要があり、必ずしも時給と一致しません。

概算は下の計算機で確認できます。

給与条件
2倍賃金を有効にする
結果

総支給額

$1,375.00

実効時給: $27.50時給

通常賃金

$1,000.00

40 時間 × $25.00

残業代

$375.00

10 時間 × $37.50

通常時間 (40h)残業時間 (10h)

通常賃金: 40 × $25.00 = $1,000.00

残業代: 10 × $37.50 = $375.00

総支給額: $1,375.00

基本式

残業時給 = 通常時給 × 1.5

残業代 = 残業時給 × 残業時間

時給25ドルで週45時間働いた場合、5時間が残業です。

  • 通常賃金:40 × 25 = 1,000ドル
  • 残業賃金:5 × 25 × 1.5 = 187.50ドル
  • 合計:1,187.50ドル

1.5倍とダブルタイム

多くのケースでは1.5倍が基本ですが、州や雇用条件によっては2倍賃金が発生することがあります。カリフォルニアのように、1日の労働時間にも残業基準がある州があります。

州別ルール

連邦ルールは週40時間を基準にしますが、州によっては日ごとの残業、7日連続勤務、特定業種のルールがあります。

日ごとの時間管理には timesheet calculator、打刻ベースの計算には time card calculator が便利です。

残業対象になる人

残業代の対象かどうかは、時給か月給かだけでは決まりません。職務内容、給与水準、管理職性、専門職性などで判断されます。

「salaryだから残業代なし」と単純には言えません。雇用区分を確認してください。

よくあるミス

  • 休憩時間を正しく引いていない
  • ボーナスや手当を通常賃金に含めるべきケースを見落とす
  • 州の追加ルールを確認しない
  • 週の開始日を混同する
  • 非免除なのに残業代を計算していない

年間では大きな差になる

時給25ドルで毎週5時間残業すると、残業代は年間でかなり大きくなります。税引後の手取りへの影響は salary calculator で確認できます。

関連ツール

まとめ

  • 多くの非免除従業員は週40時間超で1.5倍が基本
  • 州によって日ごとの残業ルールがある
  • 月給でも残業対象になる場合がある
  • 休憩、手当、週の区切りを正しく扱う
  • 実際の給与明細と労働時間を定期的に照合する

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